認知症の勉強会
2021年01月06日
認知症の勉強会
令和2年11月24日(火)
みなさまこんにちは、いつも雅秀苑のブログを見てくださり、ありがとうございます。
さて今回は、昨日行われました認知症の勉強会をご紹介します。
認知症の勉強会では、ユマニチュードの勉強会を重点的に行っています。
みなさん、ユマニチュードってご存じでしょうか?
ユマニチュードとは、知的、感情、言語による包括的コミュニケーション技法の事です。
ユマニチュードでは、4つの柱を軸にコミュニケーションを組み立てていく技術で
4つの柱とは、見る・触れる・話す・立つと、4つの技術で成り立っています。
以前にもユマニチュードの勉強会を開催していますので、7月度の記事を見ていただけたら
幸いです。
さて、今回の認知症の勉強会は、ユマニチュードの実践的活用としまして、実際に利用者様役と介助者役に分かれてユマニチュードを実践してもらいました。



この実技にはルールがありまして、ユマニチュードを実践しながら車椅子の移動介助をする事と、利用者様役に同意が得られなければ動かしてはいけない事の2つのルールを決めました。
介助者役のスタッフは、ユマニチュードの4つ柱を活用して利用者様とコミュニケーションをとりつつ車椅子の移動介助を行っていました。
それとは対照的で、なかなか同意をもらえない職員が悪戦苦闘していました。
実践を通じて、コミュニケーションの重要性が理解できました。
続きまして、「長谷川式簡易知能スケール」の体験を行いました。
みなさま、長谷川式簡易知能スケールってご存じでしょうか?
1974年に聖マリアンナ医科大学神経精神科教授だった長谷川和夫氏らによって公表された認知症の診断指標です。
見当識、計算力、注意力、記銘力、再生と5つの機能が正常に機能しているかを簡単な質問や計算などを用いて点数をつけていきます。
30点満点中、20点以下は認知機能の疑いありと判断されます。
質問内容は「今日は何月何日ですか?」「出身地はどこですか?」「100から順に7を引いた数を行ってみてください」など、簡単な質問になっています。
この長谷川式簡易知能スケールを作るにあたり、高齢者の集中力を考慮して短時間で回答できるもの 視力の衰えを考慮して、視覚的要素を問題にしないと色々と配慮がなされた指標になっています。 この長谷川式簡易知能スケールを実際にスタッフに受けてもらいました。



写真だけを見ているとまるで、尋問を受けているような感じに見えますが、ちゃんと質問者と回答者にわかれて行っています。
さて、結果はと言いますと、もちろんみなさん20点以上ありました。
次に体験したのは、警視庁より全国の運転試験場にて使用されている、高齢者運転免許返納の際に用いられる認知機能検査と言う簡単なテストを体験してもらいました。
車の運転免許に関する事だけに少しだけ複雑な質問でした。
視覚に関する質問(絵を見て答える)記憶に関する質問(単語を覚える)等
長谷川式簡易知能スケールよりは少しだけ複雑です。
複雑なだけにみなさん真剣に回答していました。


以上で今回の認知症の勉強会のご紹介を終わりにします。
次回も勉強会の様子をご紹介しますので、またのぞきにきてください。
令和2年11月24日(火)
みなさまこんにちは、いつも雅秀苑のブログを見てくださり、ありがとうございます。
さて今回は、昨日行われました認知症の勉強会をご紹介します。
認知症の勉強会では、ユマニチュードの勉強会を重点的に行っています。
みなさん、ユマニチュードってご存じでしょうか?
ユマニチュードとは、知的、感情、言語による包括的コミュニケーション技法の事です。
ユマニチュードでは、4つの柱を軸にコミュニケーションを組み立てていく技術で
4つの柱とは、見る・触れる・話す・立つと、4つの技術で成り立っています。
以前にもユマニチュードの勉強会を開催していますので、7月度の記事を見ていただけたら
幸いです。
さて、今回の認知症の勉強会は、ユマニチュードの実践的活用としまして、実際に利用者様役と介助者役に分かれてユマニチュードを実践してもらいました。
この実技にはルールがありまして、ユマニチュードを実践しながら車椅子の移動介助をする事と、利用者様役に同意が得られなければ動かしてはいけない事の2つのルールを決めました。
介助者役のスタッフは、ユマニチュードの4つ柱を活用して利用者様とコミュニケーションをとりつつ車椅子の移動介助を行っていました。
それとは対照的で、なかなか同意をもらえない職員が悪戦苦闘していました。
実践を通じて、コミュニケーションの重要性が理解できました。
続きまして、「長谷川式簡易知能スケール」の体験を行いました。
みなさま、長谷川式簡易知能スケールってご存じでしょうか?
1974年に聖マリアンナ医科大学神経精神科教授だった長谷川和夫氏らによって公表された認知症の診断指標です。
見当識、計算力、注意力、記銘力、再生と5つの機能が正常に機能しているかを簡単な質問や計算などを用いて点数をつけていきます。
30点満点中、20点以下は認知機能の疑いありと判断されます。
質問内容は「今日は何月何日ですか?」「出身地はどこですか?」「100から順に7を引いた数を行ってみてください」など、簡単な質問になっています。
この長谷川式簡易知能スケールを作るにあたり、高齢者の集中力を考慮して短時間で回答できるもの 視力の衰えを考慮して、視覚的要素を問題にしないと色々と配慮がなされた指標になっています。 この長谷川式簡易知能スケールを実際にスタッフに受けてもらいました。
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